古賀LP-1

※緊急事態宣言期間延長のため開催日程が延期になりました。

=========展示会の詳細=========

【日程】 ※このイベントは終了しました
開催期間:2021年6月18日(金)~2021月6月23日(水)

▼VIP招待日▼ ※終了しました
2021年6月18日(金)16:00~20:00
※ご招待のお客様のみご入場できます。

▼ライブイベント・OPENING PARTY▼ ※終了しました
ライブ出演者:TRiECHOES / 輪入道 DJ:HOKUTO / JUN!? / FKAK
2021年6月19日(土)16:00~20:00
※入場料3,000円でどなたでもご入場可能です。
※新型コロナウイルス感染拡防止対策のため、混雑時はご入場いただけない可能性がございます。ご了承ください。

▼一般公開▼
※どなたでもご入場いただけます。
6月20日(日) 12:00~20:00
6月21日(月) 12:00~20:00
6月22日(火) 12:00~20:00
6月23日(水) 12:00~20:00

【会場・場所】
or | RAYARD MIYASHITA PARK
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6丁目20−10 North 1F・3F  MAP

※会期中無休
※開催期間または営業時間については急遽変更になる場合がございます。
※新型コロナウイルス感染拡防止対策のため、入場を制限させていただく場合がございます。

▼詳細は下記よりご確認ください▼
 https://www.ortokyo.com


【ご案内】
会場では、古賀氏の新作など期間中、会場限定で販売する作品が多数ございます。
会場内でのスムーズな購入のためにB-OWNDへ事前登録をおすすめします。
https://www.b-ownd.com/sign_in

※B-OWNDでは作品を購入いただくとブロックチェーンによるデジタル証明書を発行しています。
 デジタル証明書発行時の登録にメールアドレスが必要なため、会員登録が必須となります。
※購入ページへのアクセスはQRコードを読み取っていただきますので、Androidをお使いの方は事前にQRコードリーダーをご準備ください。

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陶芸家・古賀崇洋 Takahiro Koga

1987年、福岡県出身。
千利休に感銘を受けた古賀は、あえて作品の存在感を際立たせる意味で、「反わびさび」を掲げる。物に内在する力を可視化するために、スタッズ(突起)を使用し、世の中を変えてゆくような際立った存在を、磁器により結晶化する。2019年、六本木ヒルズA/Dギャラリーにて個展開催。人気アニメ・東京喰種やスポーツブランド・adidasなどとのコラボ作品を発表している。

人・音楽・アートが交差する
カルチャーハブステーション「or」

ストリート / アート / ファッション / ミュージック / デザインに焦点を当て、サスティナブルな社会に対する取り組みも実施する複合型エンターテインメント施設は、1 階カフェ・2 階アート ギャラリー・3 階ミュージックバーの3階層から構成され、フロア毎に多彩なジャンルの音楽を最良のサウンドシステムで楽しむことができます。
また店内にはポップアップスペース、アートギャラリー、ショーウィンドウが設置され、最新のアートやデザインにも触れることがで きます。 性別、年齢、国籍を超えて、人・音楽・アートが交差するカルチャーハブステーション、それが「or」です。

or | RAYARD MIYASHITA PARK
〒150-0001 東京都渋谷区神宮前6丁目20−10

or店内
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NEO MANEKINEKO 0521-Ⅲ

古賀は、NYを訪れた際に、日本とは所縁もないような店舗で「招き猫」を目撃した。異文化の中でも際立ったその存在感に驚いた体験が、本シリーズ制作の契機である。
古賀のスタイルは、日本美術の古典的なフォルムをベースにしている。たとえば代表作《頬鎧盃》は、戦国武将の「変わり兜」をモチーフにしながらも、それらを現代的な造形へと生みなしている。それは本作においても同様である。招き猫の典型的なフォルムをもとにしながらも、日本美術史の始まりともいえる縄文土器の「火焔型土器」の表現を取り入れることで、脈々と受け継がれてきた焼き物の歴史や美意識を作品にインストールする。こうして「招き猫」が担ってきた役割を継承しつつも、現代における新たな「招き猫」へとアップデートしたものが本作である。

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SPIKY FOX Mask 0521-Ⅳ

日本では縄文時代の数千年以上も前から仮面が創られてきた歴史がある。本来仮面というのは、人間がその対象に成り代わり、人間にはできない祈りや力を発揮できるというところから儀礼などに仮面が使われるようになったことが起源とされている。
その中でも、アニメなどで度々、狐をモチーフにした仮面が登場する。それは日本ではかつてより五穀豊穣を司る神として狐を捉えており、狐の力を借り自然への祈り仲介するアイコンの役割を仮面に持たせていたのかもしれない。
本作品では、数千年前から今に伝わる日本文化としての仮面を新しい形で表現することを目指している。ただ狐を表現しているのではなく、仮面そのものに内在する力を増幅させるためにスタッヅを装飾し、力や祈りを可視化している。
古賀は現代を下克上の時代だと捉える。先の見えない現代でも、時代を切り開く意思と覚悟があれば、出自に関係なく突出できると。内に秘められた力が、表面へと飛び出すための装置としての役割を仮面に込めているのだ。

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SPIKY COMPLEX BLB 0521-Ⅰ

水墨画や金碧障屏画を思わせるような色彩が印象的な、重量感たっぷりのオブジェ。勢いある筆致は、一筆書きならではのもの。日本の美的感覚を感じさせつつも、ド派手で豪華、まさに古賀の作風が前面にあらわれた代表的な作品。
器全体を覆うように広がる大小の突起物は、本来モノに内在する力を可視化・加触可したもの。内に秘められた力が、表面へと飛び出したような力強い表現がなされている。
長い歴史の中で育まれてきた伝統工芸である陶磁器。古賀はそこに、造形的な刺激を与えることで、手にした人に新鮮な驚きを与えることを意図している。


会場にはここでは見れない作品を多数展示予定です。ぜひ足をお運びください。

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